個人事業主になって「初めての確定申告」①

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振り返り記事お休みで、現在(2024年2月)についての近況エントリーです。

2022年5月に乳がんの全摘+同時自家組織再建手術を済ませ、1年8ヶ月が経ちました。
(同年10月の補助的手術からは1年3ヶ月)

引き続き振り返り記事はお休みで、今回は「個人事業主になって初めての確定申告をしてきたよ」というお話です。

乳がんになって体調のことを考え在宅勤務に切り替えたい方、都合個人事業主になる方もいらっしゃると思うので、ニッチなお役立ち情報にもなり得るかな?

2024年2月現在、実際に確定申告をして知ったことを来年の自分に向けた覚書として書き残します。(細切れ投稿になります)

初めての確定申告「ぜんぜん分かりません」

私は在宅勤務のパートタイマーとして働いていました。
ある時会社の形態が変わったのを機に、元々パートで働いていた会社と業務委託契約を結び個人事業主となったのです。

そんなわけで今年は確定申告が必要になりました。

で、必要に迫られて色々調べたのですが、初めてやる人にとって確定申告は本当~~~に難解ですね。

まず初っ端。白色なのか青色なのかというところから既に分からない。
(青色申告にすると税制上有利なこともあるけれど、確定申告前、税務署に「開業届」を出す必要があります。収入がそこまで多くないなら白色で十分かなと個人的には思います)

他にも、、、

・期間の途中でパートから個人事業主に切り替えた場合、どのような記載・書類が必要なのか

・申告時に書く「売上(収入)」とは、実際に稼いだ分なのか、消費税を含めた金額なのか

・税制で言うところの130万の壁というのは、どの金額を合計して130万円未満でなければならないのか

・経費の記載の際、書籍や会議の費用はどこに書いたらいいのか(項目にそれらしいものがない)

などなど。
webから申告した方が楽なのは分かってるけどね。。。

こんなんビギナーは一人じゃできねーわ!!!

税務署に行くことにした

自治体によって異なるかと思いますが、私の居住する区では確定申告が始まる前に税理士さんによる無料相談会が開催されます。

これに行くぞ!と思っていたのです。
が、月頭に家を空けたり仕事に忙殺されたりしているうちに終わってました。。。

そんでもう仕方ないから確定申告の会場に実際に行って、職員の方に相談しながら進めることを決めたのです。

確定申告の期間は所轄の税務署ではなく、3つの税務署が集まる合同会場に行くことになるらしい。

会場で相談したい場合、当日向けの入場整理券もあるけれど、それとは別で事前にLINEで入場整理券を配布しているとのこと。

LINEアプリから国税庁の公式アカウントを友達追加することで、簡単に予約ができました。
流れとしてはこんな感じ。

【1】トーク画面のメニュー右下「相談を申し込む」をタップ
 ↓
【2】都道府県を選ぶと税務署一覧が表示されるので、ここで該当する会場を選択
 ↓
【3】税目を選択(自分の場合は「所得税・贈与税」の項目をチェック)
 ↓
【4】希望の日付と時間を選ぶ
 ↓
【5】「申込内容の確認」をチェックして、「申込」ボタンをタップすれば完了

国税庁の公式LINEで確定申告を予約

国税庁のHPを見ると、「3月は混みあうので2月中の来場がおすすめ」とあってふむふむと。
確定申告が始まった次の週に行くことを決め、2日前に予約を入れました。

アプリで見ると時間は30分刻みになっていて各枠定員が決まっていました。
先週の時点では既に満席の枠もあれば、残7席の枠もありました。

会場によって混雑状況は異なると思いますが、もしも行ける日が限られているとしたら早めの予約がおすすめですね。

予約は簡単!でも「事前準備」が分からない

さてLINEで予約をすると、「事前準備をせよ」というメッセージが来ます。
これがね、、、ホントわかりにくかった。。。

LINEで送られてくるURLをタップすると、マイナポータルにおける「確定申告の事前準備」についてのページが表示されます。

「準備の流れ」として、まずマイナポータルにログイン。
これはアプリをダウンロードして簡単にできます。

そして「マイナポータルと各種ウェブサイトを連携します。次の3ステップを順番に進めてください」とあるんですよ。

ところがね、順番にとあるのですが、、、もう「①取得したい証明書等の選択」から分からない。
 ↓
①取得したい証明書等の選択
②外部サイトとの連携
③証明書等の準備状況の確認

次画面で、「医療費、ふるさと納税、社会保険料、生命保険、地震保険、小規模企業共済等掛金控除、住宅ローン控除関係、給与、公的年金等、株式の特定口座」の中から選ぶ必要があるのですが、、、どれかな、どれなのかな??

もし選ぶとしたら社会保険くらいしかなさそうだけど、なんか違う気もするし。。。

色々調べても分からず、結局マイナポータルに入れただけで事前準備は中断して税務署に向かいましたよ。
(先に申し上げると、これで問題ありませんでした!職員さんに訊きましょう)

確定申告会場ってそんなに混むの??

そうして税務署に行く前日、まとめサイトを見ていたんですね。

すると「初めての確定申告に行った妊婦さんが、何時間も待たされた上に何の配慮もしてもらえず苦しみ悲しんでいる件」をクソほど叩いている人がいるじゃありませんか。

もうさ、既にアドバイスや感想という名の言葉の暴力なわけよ。
もしも一人ひとりの思惑は親切心だったとしても、こいつぁダメだ。

私自身は妊婦さんの書き込みを見て、ただただ気の毒で。。。
とはいえ「これ見たら次回からは運営改善されるかも」「そうでなくても以降の妊婦さんがやり方を考えて身体を大切にするきっかけになるかな」と思いました。

でも人によって、ずいぶん反応が違うんだなぁ。
誰かのつぶやきが自分の考えに沿わなくて不快なら、それこそスルーして銀魂でも見て笑ってればいいのに。
もしかして、そういう手段で人とつながろうとしているの?寂しんぼなの??

限られた可処分時間なら楽しいことに使うといいんじゃないかな。
もう何にでも首を突っ込まずに適当にやっとくといいよと、50越えたBBAは思いました。

個人事業主になると、雇われていた頃とはシステムが変わるので、特に初めての年は直接訊きながらやりたいことがあるんだよ。愚痴吐き出すくらい許したれよ。

閑話休題。

しかしこの待ち時間はどうなんだろう。
書き込みが事実なら、LINEで予約してから行ったとしても、建物の外で2時間、中で1時間並んで、そこから相談が始まる可能性があるじゃないですか。にわかに心配になってきました。

で、夫に折り畳み椅子を借りて念のため忍ばせていったのですよ。
これね。ロゴス(LOGOS) キュービックチェア。背もたれはないし、くつろげるタイプじゃないけど、何しろ軽くてかさ張らない。
たたむと折り畳み傘くらいのボリュームなんですよね。

もし長蛇の列になっていたとしても、椅子に座りながらじりじり進んでいけば疲れないかなと。
本を読んで待っていればいいや~と思うと、気が楽になりました。

結果「税務署会場までの待ち時間はゼロ」

そしたらですね、何と税務署の入り口から税務相談の会場に入るまでの待ち時間はね、、、
「ゼロ」だったんですよ。

折り畳み椅子の出番はありませんでした。(準備万端の時ってこんなもんですよね)

予約の時間より15分早く到着してしまったので、どこで待っていれば良いか入口の係員さんに声をかけたら、「予約時間より早くても大丈夫ですよ。どうぞ」と感じよく応じてくれました。

LINEの予約画面を提示し、番号札を発行してもらって待合室へ。
「LINEで予約済の人」と「当日直接来た人」で、番号札の種別は分かれていました。

でね、もう座った次の瞬間に自分の番号がモニターに表示され、誇張なしで「待ち時間ゼロ」。

会場によってこんなにも差があるのか。。。

ちなみに私が行ったのは確定申告期間が始まった2週目。
冷たい雨が降る平日で、週の中頃。昼の時間帯です。

そうしてありがたいことに本を広げる暇もなく、2階の相談会場に向かうのでした。

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