乳がんになってお世話になった人々や、周囲の皆さんへの「乳がんになったよ」と伝えた際のことを書いています。

入院1日目②「牢名主との遭遇」
2022年5月下旬。入院初日にセンチネルリンパ節生検が終わって部屋に戻ると衝撃的な出来事がありました。何なら手術前より緊迫感漂いましたね。病院には色々な人がいるんだなぁと思いました。

入院不在時のご飯は「なるたけ適当に」
2022年5月。D病院で10日の入院を前にして、その間の家事をどうするか考えました。主に食事のことです。家族が一番楽チンでノンストレスで過ごせる方法は?買い置き、作り置きはもちろん、夫への手抜き法指南も。自分も家族も無理しちゃいけません。

「パートでも有給休暇」安心して入院するために
2022年4月、入院を控えて一番「どうしよう」と思ったのは仕事のことです。良い会社に出会いパートとして働き半年。スムーズにお休みをもらえるか心配でした。結論から言うと直前に発生した有給休暇を全部投入させてもらえることになり。大変助かりました。

周囲への乳がん報告と「疑似家族小説」
2022年4月。D病院からの入院日時確定連絡を待つばかりのこの頃。今々必要な人に乳がんの報告をしました。「疑似家族もの」好きの性質とこれまでの人生を照らし合わせた気づきや、今村翔吾、榎田尤利の「疑似家族小説」の面白さについて書いています。

コロナ禍入院「ひとりでできるもん!」
2022年3月下旬、入院窓口にて予約手続きをしました。実際の手術日はG.W.明け頃にお電話で確定日時を知らせていただけます。窓口では高額医療費制度や限度額適用認定証、コロナ禍の入院ルールについての説明も受けました。

乳房再建のため「形成外科」を初受診
2022年3月中旬、D病院の乳腺外科を初受診した2日後、乳房再建の説明を聞くため、初めて「形成外科」へ。インプラントと自家組織再建(自分のお腹、または背中のお肉を使う)による再建が可能ということで、それぞれの良し悪しをお聞きしました。

「乳がんだった」と次男(中学生)に話した時のこと
2022年2月下旬、マンモトーム生検の結果がきました。「多分乳がんではないし」と、うっかりワンマンで告知を受けた私はフラフラと帰宅。そうして初めて顔を合わせた人=次男についポロっと本当にことを話してしまったのです。

「セカンドオピニオン」受ける?受けない?
2022年3月上旬。A乳腺クリニックから、手術をするD病院を紹介してもらうことが決まり、心情的に一区切りつきました。そんな時、二人の目上の女性からアドバイスをいただきました。そしてにわかに「セカンドオピニオン」について考え始めたのです。

「女性専用」は大きなメリットであり、ちょっぴりデメリット
2022年2月下旬「マンモトーム生検の結果が早めにきた」と乳腺クリニックから連絡が。「多分大丈夫」という根拠のない自信があって、ぬるっと結果を聞きに行ってしまったんですよね。そうして私はうっかり乳がんの告知を一人で聞くことになったのです。

「乳がんだったよ」と友人に知らせるタイミング
2022年5月に乳がんの全摘+同時自家組織再建(腹部)手術を済ませ8ヶ月。大学時代の友人が抽選に当たり、さよならシャンシャンで上野動物園に行きました。「実は乳がんだったんだ」と友人に告げるのは7人目ですが、言い出すタイミングは毎回迷います。