2022年5月に乳がん全摘+同時自家組織再建手術(腹直筋皮弁法)を終えました。
退院して5日が経過した、6月初旬のことです。
前日には退院後初めて形成外科の外来診療があり、経過は順調というお話でした。
自転車に乗って病院に行ったり、買い物に行ったり、同室だった方のお見舞いに行ったりとなかなか元気にしていました。
仕事再開&身体の稼働状況
さて私は退院から5日目に仕事復帰しました。
元々デスクワークの在宅勤務だから可能だったのだと思います。
あらためて、快くお休みさせてくれた職場に心から感謝しています。
(そういう経緯もあり、今も損得勘定なしで心を込めてお仕事させてもらっています)
とはいえですね。
全て終わった今だから言えることですが、もう少し休んでからの復帰がおすすめですかねぇ。。。
追って書きますが、どうしたって術後1ヶ月はゆっくり心身を労わるべきなのでしょう。
仕事をするなら家事はしない。家事をするなら仕事はしない。
せめて、そのどちらかだと思います。
私はお風呂掃除だけはどうしてもできなくて家族の助けを借りたものの、買い物を含めた家事、仕事を概ね普通にこなしていたのですね。
でも身体の傷はもちろん、心の疲労も思ったよりずっとずっと溜まっています。
もしもデスクワークでなく立ち仕事だとしたら、一層慎重にスケジューリングしてほしいです。
乳房再建(腹直筋皮弁法)後の身体の稼働状況
一例として、お腹のお肉で乳房再建した私の場合を書き残しますね。
この時期できたことは、大まかに言うとこんな感じ。
〇立ち歩く
△自転車に乗る
×しゃがんだ体勢
どうしてしゃがめないかっていうとね、お腹を切っているからですね。
両腰骨の間を数十cm一直線に切っていますので。
抜糸したといっても当然まだ治っていないわけで、傷の部分が伸び縮みした時に痛み、、、というか強い違和感を覚えるんです。だからお風呂掃除は鬼門。
まぁ逆に言えば、しゃがまなければOKです。
自転車も乗れましたが、徒歩よりも足の屈伸アクションが大きくなるので最初の頃はこわごわでした。
それから頭脳労働の方はまぁまぁできると思います。
この頃のスマホメモを見ると、やはり時折誤字がチラホラあります。
でも↓のような、入院中の「うわ、自分大丈夫か」という書き間違え(と、確認漏れ)はありません。
会社の方からミスの指摘もなかったので、この頃は多分仕事面はうまくやっていたのだと思います。(上司が菩薩だっただけかもしれませんが…)
あと、私はリンパ節郭清をしていないので、腕は比較的動かせます。
一方で郭清した方であれば、買い物や家事、仕事はもっと慎重に進めた方がいいと思います。
抗がん剤や放射線を使う場合の大変さは計り知れません。
私の方でお役に立てないので、どうかブログ村などで経験者の方のサバイブ術を覗いてみてください。役立つ体験記がたくさんあります。
入院前に質問して「不安点をクリアにする」
もしも術後の体調について不安な点があれば、入院する前に担当医の先生にどんどん質問してみるといいです。
その場で考えるとまとまらないかもしれないので、あらかじめスマホのメモに箇条書きです。
で、「メモを見ながら質問させてください」と言えば大丈夫。
訊き漏れがないよう、私はいつもスマホ片手に質問していましたが、お世話になったD病院の乳腺外科のE先生も、形成外科のF先生も、A乳腺クリニックの院長先生も、優しく対応してくれました。
どの病院も忙しいし時間に追われていると思います。
でももしそれで不機嫌な顔をされたらですね、別の病院に行きましょう。きっと他に助けてくれるいい先生がいますから、どうぞ悲しまず「早めに気づけて良かった」と思って。
ただでさえストレスNGな状況なんだから、気持ちよくやり取りができる病院を探せることを祈ります。
次回、この日からしばらく無理がたたって、、、というちょいちょい暗黒ターンです。