2022年5月に乳がん全摘+同時自家組織再建手術(腹直筋皮弁法)を終えました。
退院して4日が経過した、6月初旬のことです。
退院後、形成外科を初受診
この日は、退院してから初めてD病院の外来を受診をしました。
形成外科の担当医・F先生はいつも通り穏やかな雰囲気。
見立ては「順調」とのことです。
とはいえ、診察しながら「左と同程度に右側のボリュームも出したかったのだけど…」と少し残念そうにおっしゃっていました。
うーん、確かに若干新しい右胸の方が小さいのは否めないですが。。。
ざっくり説明すると、前を向いて立っていれば左右のボリューム差はほとんど気にならず。
前傾姿勢になった時、「あー足りていない」と分かる感じです。
何度も言ってしまいますが、やはり胸というのは脇下のお肉も合わせて「おっぱい」になっているのだなぁと実感しますね。
でもお腹のお肉だけでは、元通りの大きさにはならないことは最初から分かっていました。
F先生はちゃんと複数の選択肢を提示してくれて、私は自分にとってメリットがあると判断したから腹肉での再建を決めたのです。
だから「想像よりも左側に寄せた仕上がりになっていて感謝しています」と、F先生に素直な気持ちを伝えました。
さて診察内容ですが、まず腹帯の付け方は「OK」。
(端っこがマジックテープになっている腹帯を、きつめにぐるぐる巻いています)
右腕の可動域についても「かなり上がるようになってきていますね」とお墨付きをいただきました。
今腫れを感じている胸や脇の部分も、しばらく時間が経てば自然に柔らかくなっていくとのこと。
今日から湯船も解禁で、「少しずつ元の暮らしに戻れそうだなと」ホッとしました。
外来が終わった後は、お世話になった同室の方と待ち合わせ、あと数日入院が続く彼女にデニッシュを差し入れて帰りました。
次回の形成外科受診は2週間後です。
「体調良くても調子に乗るな」と言いたい(自分に)
この頃の体調はなかなかだったと思います。
腹肉を取り出すために真一文字に切ったお腹の傷は、徐々に落ち着いてきています。
多少痛みはあるかな。
でも「ひっくしょん」からの悶絶、ということはもうありません。
どちらかというと、傷が回復する過程のむず痒さが強めになっていました。
一方、乳がん全摘してお腹のお肉を入れ再建した右乳房は、と言うとですね。
胸脇の傷自体が硬く熱を持っている感じ。
そのため、退院時に渡された痛み止めを飲んでいます(朝晩2回)。
だけど退院後初めての外来に自転車で行って、おまけに買い物もできて、知り合いに会えるくらいです。
「重大なことはなさそう」と思っていました。
うん。
この頃の体調は悪くなかったんですよ。
だから普通にご飯を作るなど、ある程度の家事をやっていました。
「そろそろ仕事復帰だけど何とかなりそうだな」と思っていました。
でもね。
ちょっと調子に乗り過ぎだったんですなぁ、、、実のところ。
そんなわけでこの後少々痛い目に合うことになります。
そちらはまた別エントリーにて。ばいなら~。(←ふっる)