入院1日目③「お腹肉で乳房再建→HCU用荷造り」

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2022年5月下旬。
まだまだ入院初日です。

あれこれ片付ける最中、「寝たきりになったらできないことをしておくか」と、院内コンビニでおやつを買ってちょっと休憩しました。

でもそんな時も「ちょっといいですか」と看護師さんがご用でいらっしゃって、5分でもぐもぐ中断です。

まぁ次から次へとやることはありますが、手術後はむしろダラっとするほかないですからね。ちゃっちゃか片付けちゃいます。

看護師さんは今後の流れについて細やかに知らせてくれるし、日ごとの詳しいスケジュール表も用意してくれます。
ちょっとバタバタしていても、先の予定がわかっていると不安や疲れはないですね。

HCU用の荷造り

初日の流れの中で、「こんな段取りがあったか!」と思いもよらなかったのが、HCU病棟用の荷造りです。

私は乳がん全摘に加え、お腹の肉を使った同時自家組織再建を選びました。

その場合大きくお腹を切る必要があるので、手術後は今の一般病室に戻らず、3日ほどHCU(高度治療室)に入ることになるとのこと。

(一般的な乳がん摘出や、インプラントによる乳房再建の場合は関係ないかな~と思いますので読み飛ばしてくださいね)

すると、HCUの病棟に入るための準備があるんですね。

なんと!
HCU!!



「・・・って何?」とググりました。

曰く、「ICU(集中治療室)の次に入る深刻度の病棟」ということ。
わー、入院するまでそこまで大ごとだとは思わなかった。想像よりダメージが大きいんだな。

乳房再建は「インプラント<背中のお肉<お腹のお肉」の順番で手術時間も長く、大変だという話だったけど、HCUに入るほどとは聞いてなかったんですね。

 

D病院では、HCUに入る際に「コンテナ」と呼ばれる箱の中に私物を詰め込みます。
一般的な衣装ケース大の透明な入れ物です。

いったん現在の病室を空けてHCUに移るため、もう一度荷造りする必要があるのです。
うーん、それならたった1日弱のために、荷ほどきしなければ良かったかな。

比較的長めの入院だし、入院してすぐ「使いやすいように」「分かりやすいように」と、持ってきた荷物をキャリーバックから棚などに移してしまったんですよね。

HCU用荷造りのコツ

さて、お腹を切る手術で寝たきりになったら、起き上がってスーツケース内のものを自分で取ったりはできません。
全てを看護師さんにお願いすることになります。

つまり、取ってもらいたいものがあれば看護師さんに口頭で説明する必要があります。

なので、一つの大袋にどんどこ荷物を入れてしまうと、どこに何があるか分からず看護師さんも探しにくいんですね。

そこで「HCUに移ったらすぐに使うもの」「すぐではないけれど比較的早い段階で使う物」といった形で、別々の手提げ袋に分類し、コンテナに入れました。
(寝たきりの3日間に使わない物は全てキャリーバックへ)

主婦の習性なんですが、ショッピングバッグを小さく丸めていつもいくつか持参してるんですね。
これ、ホントに助かりました。ペラペラのショッピングバッグなんですけどね。

例えば、スマホやタブレットを使う時のケーブルや充電関係はバッグ(白)に入れる。
患者衣や着替え、タオル、コップ・歯ブラシ等はバッグ(黒)に入れる。

そして、

「すみませーん。白いバッグの花柄のポーチにスマホのケーブルが入っているので取ってもらえますか」

「黒いバッグに入ってるコップをお願いします」

と、看護師さんに声をかけるような感じ。

荷造りがうまくできていると、寝たきり生活がぐんとスムーズになること請け合いです。

麻酔明けだったり、薬が効いていたりと、ただでさえ朦朧としていて「あれ?どこに入れたっけ」となりがちです。

「説明しやすい形で収納しておく」
「何をどこに入れたか覚えておく」

そのために、ショッピングバックや、ポーチ、ビニール袋などは、やや多めに用意していくと便利です。

シンプルなベーシックカラーで揃えてしまいがちですが、色違いの入れ物をいくつか用意できればベターだと思います。

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