入院用「よれよれパンツを備蓄せよ」

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2022年3月下旬。
乳がん全摘+同時自家組織再建手術の予約をしました。

コロナ禍入院「ひとりでできるもん!」
2022年3月下旬、入院窓口にて予約手続きをしました。実際の手術日はG.W.明け頃にお電話で確定日時を知らせていただけます。窓口では高額医療費制度や限度額適用認定証、コロナ禍の入院ルールについての説明も受けました。

手術日確定は実際に入院する2週間前です。
大体5月下旬には入院できそうな感触だったので、それまで約2ヶ月あります。

私の場合は術前化学療法もないため、あとは病院からの電話を待つだけ。
この間に入院準備をすることになります。

休職のお願い。家事の段取り。
小さいお子さんがいる場合、お世話する目上の方がいる場合、考えることは数多くあると思います。

ただこれらは、置かれている状況や職場・家庭ごとに事情が違ってきますよね。
そんな中、誰にでも該当する事項で「意外と重要」と思うのが、入院中の洗濯物問題です。

今回の入院で具体的に得た学びとしては、「長期入院に備え、履き古したパンツはストックしておこう」ということです。

長期入院のパンツ洗濯問題

乳がんがどうこう、全身麻酔どうこう、HCUどうこうな状況で、すんごい矮小なこと言ってんな~と思われるかもしれません。

でもね、初めて長めの入院をする際にはこういうちょっとした疑問がいくつもあるものでして。

洗濯物問題で言うと、入院中の患者衣(パジャマ)とタオルは病院でレンタルできたとしても、下着は借りられません。

なので、入院中のパンツは自分で洗濯するなり何なりで準備する必要があります。
ではどうするのが一番いいか。

 

①家族に洗濯を頼む

我が家の場合、病院に近いため、物理的には洗濯を頼むことは可能でした。

義実家や近所の友人も「必要なものはいつでも届けるよ!」というスタンスでいてくれて、とてもありがたかったです。

が、パンツの洗濯って、めちゃめちゃコンフィデンシャルな案件じゃないですか?

「患者衣とタオルはレンタルがいいよ」と病院慣れした夫から言われているので、基本的に頼む洗濯物はパンツだけ。
多分、高確率で(当時)中学生の次男が取りに来る。

履いたパンツを貯めて看護師さんに託し、身内に渡してもらい、洗ってもらうピックアップ&デリバリーミッション。

ちいせぇちいせぇ。たいしたことない、やってもらえよ!
緊急事態じゃん!
家族じゃん!

とはなりませんでしたねぇ。心情的に。。。
(万一オソマついてたら困るし)

 

②病院のコインランドリーを使う

病院のランドリー室で、自分で洗うこともできます。

ただ旅行中に宿のコインランドリーを使うと、洗濯はともかく意外と乾燥に時間がかかり、乾燥機一回では乾かないことがありますよね。

病室から離れたコインランドリーに、仕上がり時間を気にしながら何度も足を運ぶ。。。

元気な時なら苦にならないですが、その時どんな体調なのか予測できないだけに不安を感じました。(しかも結構お金もかかる)

 

③手洗いする

病室には洗面所があるし、同じ階に洗髪室もあり、どこかで手洗いはできそうです。

しかし、入院中のベッド周りは常に誰かが出入りしています。

医師、看護師、病院スタッフ、清掃スタッフ、そんな皆さんの目に触れるところにぶら下げるのもなかなか難しいです。
しかも脱水不足で床がびしょびしょしてしまったら危ないですね。

(個室に入院される方は可能だと思います。シャワールームもあるので、携帯できる折り畳み式ピンチを置くスペースもありそうです)

そうなってくるとですね、、、

 

④予めパンツをたくさん用意する

こちらですね。

四人部屋の一般病棟に10日間入院した経験上、これが一番心身ともに楽だなぁという感想です。

術後どれだけの期間寝たきりなのか、動けるようになっても蛇口前でパンツを洗う姿勢はきついのではないか。
そんな不安を古パンツ&安パンツが拭ってくれます。

いざ足りなくなれば緊急措置として、院内コンビニで買えるでしょう。

でも、ごわごわした感触やゴムの締め付けが苦手など、個々に好みもあるので、慣れたものの方がストレスなく過ごせるのじゃないかなぁ。

旅慣れている人は旅先で履き古しパンツにサヨナラして身軽に帰ります。
この方式で履いちゃ捨て履いちゃ捨てどんどん処分するのが楽です。

「先生や看護師さんに粗末なパンツを見られたら恥ずかしい」という気持ちがあるかもしれませんが、入院中パンツを直視される機会はそうそうなかったです。

さらに言えば、出血して汚れる可能性だってゼロではないので、よれよれの使い古しで十分です。

パンツ準備の注意点

自分は履き古しのよれよれパンツと、まとめ買いで安く購入した新品パンツ、計10枚を持参しました(入院は約10日間予定)。

さて、ここで注意が必要なのは新品を買う場合です。

手術の後はサイズが変わるかもしれません。
特にお腹のお肉を取って乳房再建に充てる場合は、大きく変わる可能性があります。

実際に乳房再建のために切り取る皮下脂肪の分、まず痩せます。
(個人差はあると思いますが、結構お腹ぺったんこになりました)

再発を考え生活習慣を変える方も多いと思いますが、そうすると自然と体重が落ちる場合もあります。
(自分の場合、手術前に計った体重と比べ今現在7kg以上痩せてます)

また、人によっては術後の化学療法で体重が落ちることもあるかもしれません。
逆に運動不足といった原因で太ることも考えられる。

そういった体重の増減や体型の変化があるので、高級パンツは買わない方が無難です。
古いパンツを活用する、または安いまとめ買いパンツで間に合わせる。

なかなか予測がつきにくいところですが、先々の入院に備え、ゴムのゆるんだパンツは捨てないのが一番です。

何年か備蓄しておいて、今履いているパンツがよれよれになるころに、備蓄分は油でも吸わせて捨てる(そして今履いているパンツを備蓄用に回す)、ローリングストックな感じが最適と思います。

ミニマリストに憧れますが、結局こういうことがあるから物って捨てられないんだよなぁ。

場所は取りますが「防災用にも使えるし」ということで、私はこれ以降一層古い下着を捨てない人になったのでした。

 

余談になりますが、ヨレヨレのナイトブラは、乳がん手術後の救世主でした。
これはまた別の機会に書きますね。

適度に使い古した下着は思った以上に役立ちます。
現場からは以上です。

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