コロナ禍入院「ひとりでできるもん!」

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2022年3月下旬。

D病院の乳腺外科と形成外科を受診し、乳がん全摘(乳頭部温存)と、お腹のお肉から同時自家組織再建手術の方針を決めました。

手術の日時はまだはっきりしませんが、ざっくり5月中ということでした。
G.W.明け頃になったら、病院から手術日確定の電話がきます。

入院までの流れ

・手術日確定の電話がきたら、その2週間後に入院。
・入院日は手術の前日。
・入院期間はおそらく10日間程度。

実際入院できるのは、早くても5月下旬です。
長めの入院は出産以来なのでピンとこないのですが、結構先になるんだなぁという印象を受けました。

ただD病院は手術希望者も多いし、コロナ禍だしで、少々時間が空いてしまうのでしょうね。
それから「進行の早いタイプの乳がんではない」ということも大きいのかなと思います。

この日の受診では、手術に関する説明書面と同意書、PCR検査キットを渡されました。
同意書は記名して後ほど提出。

PCR検査のキットは自宅で唾液を採取するタイプのもので、入院日の3日前にD病院に提出します。
もしも陽性であれば入院NGの連絡あり。陰性であれば、特に連絡なくそのまま入院できる段取りです。

入院予約説明色々 -高額医療費制度など-

この日は受診終了後、入院窓口で入院予約をしました。

窓口で病院のパンフレットや入院申込書をいただき、入院の概要について説明を受けます。

病室は、一般病棟(4人部屋)と個室のどちらかを選べます。
とはいえ、個室の場合一番安い部屋でも一日あたり一万円以上プラスになるわけで、もし入院期間が10日なら十万円を超える出費。。。

心のソロバンはこの日も絶好調で、家族に相談する暇もなく、速攻で「4人部屋でお願いします」と答えていました。

それから「高額医療費制度」についても説明していただきました。
元気な時には使う機会がないため耳慣れない制度ですが、高額になった医療費を誰もが安く抑えられるシステムです。
所得に応じて一定の金額(自己負担限度額)を越えた分が払い戻されます。

あらかじめ高額になることがわかっている場合は、「限度額適用認定証」をもらっておけば、一時的な立て替えもしなくてOK。
社会保険の場合は各健康保険組合、国民健康保険の場合は市区町村の給付係に問い合わせます。

「高額医療費制度」については、「入院期間が月またぎになると損をする」ということがよく言われますよね。
(一ヶ月単位で計算するため、月をまたぐと月毎に計算されてしまい自己負担額に違いが出る)

ただ私の場合は、少しでも早く手術をしたかったので「病院から指定された日時で入院しよう」とぼんやり考えていました。
でもって本当に月をまたぐことになるんですけどね!

緊急を要する病状でない場合で気になる方は、入院予約の時に意向を伝えておくといいかもしれないですね。

コロナ禍の入院ルール

新型コロナウイルス流行下では、特別な入院ルールがありました。

原則、入院患者への面会はNG。
入院時の付き添いもお見舞いの人も病室には入れない。

後から着替え等の荷物を渡してもらう場合は、病棟1階の窓口で預ければ、入院患者へは看護師さんから渡してもらえるということでした。

ふむふむ、なるほどです。
何も問題ないですね。

今思い返してみるとですね、私。
A乳腺クリニックでの乳がん告知も、D病院で術式を決定する時も、入院も、手術も、その後の諸々も、すべて一人なんですよね。

患者衣とタオルはレンタルしたし、いざという時はコインランドリーも入っているから洗濯も自分でできる。
結果的に足りないものがあって届けてもらう、ということは一度もありませんでした。

こう、何というか「ひとりでできるもん!」ですね。(なつかしい)
何なら退院の時もトランク引きずって一人で歩いて帰り、夫に怒られたりしましたし。

それもこれも元々病気の自覚症状がなく予後が良く、病院が家から近かったからではあります。

乳がん告知・術式決定・入院・手術・退院・通院、思えば1人でやりました

そんなわけで入院中の面会はできませんが、手術の際は手術室そばのエリアの待合室で家族が待機することが可能でした。

でも私の場合、乳がん全摘手術+同時自家組織再建で、合計約9時間と言われている手術です。

しかも手術日は決まっているけれど、前日まで開始時間はFIXされないので、拘束時間が猛烈に長くなってしまう。

そこで夫には在宅勤務で、いつでも病院に来られる形にしてもらい対処しました。

まぁそもそも手術が終わったら麻酔覚めやらぬままHCU(高度治療室)に入るから話もできないし。(HCUとか、入院してから知りました)

しかしこれはまた改めて書きますが、「家族は来ません」と言ったら看護師さんから微妙に憐れまれる風の空気が醸し出されて恐縮でした。

え、「付き添いあり」が普通なの?急変した時に家族の同意がいるとか、そういう?「何かあればすぐさま駆けつけられる距離」と言ってるんだけど。。。入院、奥ガ深イヨ。

そうして説明が終わった後は、念のためレンタル(患者衣&タオル)の貸し出し場所を確認することに。

ついでに院内コンビニの品揃えをチェックして、「持っていくもの」「買えばいいもの」をリストアップしてから帰宅しました。

この後は、G.W.明け頃にくる手術日決定の連絡待ちとなります。

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