乳がん手術後、初スキー(全摘から8ヶ月)

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振り返り記事お休みで、本日は現在(2023年2月)についてのエントリーです。

2022年5月に乳がんの全摘+同時自家組織再建手術を済ませ、8ヶ月経ちました。
(同年10月の補助的手術からは3ヶ月)

今月は家族旅行でスキーに行ってきました。
乳がん手術後、初スキー。

「術後初の激しめ運動」だとしたら、昨年11月うっかり数十㎞漕いだ自転車でしょうか(何やってんだ)。
「運動するぞ」と意図的に取り組むのはこれが初めてになります。

この時期は次男の学校がお休みになるので、家族でサクッと越後湯沢に行ってきました。

雪山とガパオライス

初日のお昼に食べたガパオライス。
(次男と私の頭をそっとよぎるピピ原とポプ岡)
本格的な味わいで美味しかったです。

家族旅行ではありますが、我が家の男性陣はスキーといえば各々「部活かな?」って感じで滑走するため、昼休憩以外はもっぱら別行動です。
とはいえ、私も食事以外は結局休みなくホテルのチェックイン時間までマイペースに滑ってました。

滑る前はほんの少し身体の心配もありました。

なぜなら昨年5月手術以降の生活を振り返ると、後々までダメージが残ったのは、全摘した胸横の傷よりも、乳房再建のために切ったお腹だったからです。
(さらに言えば、後から手術した太腿は傷が小さい分回復が早かった)

スキーでは当然お腹に力が入ります。
10月に脂肪吸引した太腿も思いっきり使います。

「ん?大丈夫なんかコレ」とリフトに乗ってから思いました。

が、結果から言うと、お腹も足も全く問題ありませんでした。

力を入れると「あぁここ切ったよね」という感覚はあるのですが、術後数ヶ月のように「もしや力を入れたら裂けるとか?」というドキドキ感は全くなく。

最初は下半身に力を入れ過ぎないよう、ストック使用回数多めだったかもしれませんが、途中からは傷のことなど忘れてガンガン滑っていました。

滑って滑って、リフトで上がった先でぼんやりと「あぁ、普通の生活に戻れてる」と思った次第です。

さて、昨年5月に手術をして退院するにあたり、「あまり重いものは持たないように」「お腹に力を入れるような運動はしないように」と指導がありました。

術後3ヶ月あたりで「そろそろ腹筋使う運動をしてもいいですか?」と形成再建外科の先生に質問すると、「徐々に開始していいですよ」とのこと。

ただね、やはりお腹の違和感は半年経っても結構残っているんですよ。
軽い筋トレや踏み台昇降はできても、腹筋運動を進んでやろうという心持ちにはならず。

腕立て伏せもお腹(体幹)に力が入りますが、こちらは何とかできたので、術後3-4カ月頃から少ない回数でやってました。

今回スキーができて「意外と大丈夫」なことがわかったので、日課だった踏み台昇降をエアロバイクに切り替えました。
軽い負荷で30分漕ぐ程度ですが汗びっしょりになります。

おかげさまでお腹の傷は全く気にならず、心地よく疲れる感じです。

術後はどうしても安静にする期間が必要ですが、ストレッチやウォーキング程度だと割とすぐに筋力が低下してしまいます。

「ちょっと痩せたかも」なんて喜んでいても、筋肉が落ちただけで脂肪はそのままだったりします。

年を取るとサルコペニアも怖いので、少しずつ身体を鍛えて体力を戻していきたいです。

しかし昨年の同じ時期にスキーに行った時は、まさか自分が乳がんだなんて思わず呑気に滑ってたなぁ。
ほんの3ヶ月後に、こんなすごい手術をするとは想像だにしなかった。

たった一年で色々なことが変化しました。
でも、結構元気にやってます。

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