「ゴジラ」「トム・クルーズ」50になって知る良さ

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振り返り記事お休みで、現在(2023年11月)についての近況エントリーです。

2022年5月に乳がんの全摘+同時自家組織再建手術を済ませ、1年5ヶ月経ちました。
(同年10月の補助的手術からは1年ほど)

一気に冬めいて空気がひんやりしますね。
秋を楽しむ前に、年の瀬が意識される今日この頃です。

食わず嫌いを治せた2023年

今年の目玉は何だったか?
やはり乳がん手術後、無事過ごせていることが大きいです。

そんな中「自身の中の凝り固まった部分が変化したな」と感じることがいくつかありまして。
内面的に大きかったのは「食わず嫌いを治せたこと」です。

といっても食べ物ではなく、趣味嗜好ですね。
(食べ物の好き嫌いはほとんどない)

オタク気質濃厚で、一つのことにのめり込むとそれしか見えなくなってしまう。
元来そんな性質でした。

高校生の頃、同級生が田中芳樹の本を立て続けに持ってきて一生懸命プロモーションしてくれたなぁ。
当時私は司馬遼太郎の「燃えよ剣」にのめり込んでいて、なかなか受け止めがたく。

面白い面白くないではなく、推し以外が目に入らないような状態だったんでしょうね。
おすすめで貸してくれる本を、各シリーズようよう1冊読んで「何と答えたらいいものか」と考えたものでした。

人生でそんな場面が何度もあった。

性向ってなかなか改まらないものですが、この年になって人にすすめられた本や映画を積極的に試してみるようになったんですね。

「ゴジラ-1.0」が最高に面白かった件

その中の一つがゴジラです。
お台場のユナイテッドシネマにあるScreenXで見てきた時のことをInstagramにアップしています。

こんなに長く生きていたのに一度もご縁のなかったゴジラ。

面白かったし怖かったし感動したしで、鼻をすすりながら観ましたよ。
すごくよかったー。おすすめです。

トム・クルーズに「ごめんね」と言いたい件

あと今年は自分的トム・クルーズ元年でした。
「トップガン マーヴェリック」面白かったなぁ。

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」も良くて、ちょうどAmazonプライムにシリーズ過去作が入ってきたので一気呵成に全視聴ですよ。

トム・クルーズの良さは様々にあるでしょうが、「60歳であれだけのアクションをこなせる」、それだけで深く頭を垂れてしまいます。
でもって若い頃より今の方が魅力的だと思う。

なぜ苦手意識を持っていたのか、もったいないことしたな。

おそらく「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の配役で・・・となり、頑なだった自分は受け入れることができず今日に至る(←しかも実際には見ていないという一番ダメなやつ)。

司馬遼太郎を読んでる高校生には、プロムに出てウェ~イみたいな陽キャアメリカン的風情(←イメージです)が馴染めなかったのでしょう。トム様ごめんなさい。反省しています。

今年映画の面白さに目覚めた次男などは「何かおすすめない?」と訊いてきて、夏休みには色々試していました。
高校時代の私に比べて随分と柔軟です。

自分はようやく50過ぎてから、人のおすすめを心から楽しめるようになったんだなぁ。

乳がんの手術を経て考え方や生活習慣が変化したのか、はたまた更年期のもやもやの出口にさしかかったのか。

がんになる以前の、方々つまらなくなりかけた自分は遠くなりました。
(今、周囲に全力推ししているのが「ゴジラ」と「セクシー田中さん」。小説では最近「極楽征夷大将軍」が面白かった)

年を取ると徐々に人の物差しが受け入れにくくなりがちなので、いい時に方向転換できたかな。

意識的に頭をもみもみして、新しいものが入るスペースを確保したいと思います。
(夫や友人がおすすめを両手に持ってウズウズ待ってるので。。。)

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